フェブラリーステークス 調教評価

 

 

フェブラリーステークス

1枠1番テオレーマ

the 普通

東京馬なので頑張れそうなものの強調点無く

 

1枠2番ダイワキャグニー

トレセンでもある程度の期間調整している馬。

詰めて量化している部分はあるしここも流れ一つ。

 

 

2枠3番インティ

反応という面では「?」なものの首を含めた全身の動きは良くなったと思い上昇度は良し。

ただ逃げの手を期待するにはどうかな動き。

全体的手前替えはスムーズなので本番で出てくれたら楽しみ。

ただタイム面で言うなれば前走と同様程度。タイムの出る時間で走ってるし普通。

 

2枠4番アルクトス

この間隔の中しっかり6週はブルーステーブルで調整。

今回坂路調教が気持ち多いのが気になるけど調整自体は上手くいってるのかなと。

調教タイムのラップが一番良かった時より劣るのはどうか、調教映像からはかかる感じ前より減った印象でしっかり伸びている=精神的にも充実していると捉えられる。

上昇で言うと微妙だけど力が出せるかと言う問いにはyesと言えそう。

 

3枠5番レッドルゼル

去年は使いながらで調整して更に雪にも見舞われ調整しきれているのかという馬。

レッドルゼル号自体リフレッシュ後に走るタイプで今年は山元トレセンも使用して良い間隔で出走。

追い切り内容も至って順調で14-14の調整から追って良いラップを刻み。映像からも素軽さが見てとれ走れる体勢自体はできたのかなという評価。

上昇○、力が出せる体勢○という感じ。

 

3枠6番カフェファラオ

いつもの間隔と使い様。

しかし注目すべきはKSトレーニングセンターの調整が入った点、カフェファラオ号とというか掘師と相性が良いのか戦績も良くカフェファラオ号も好戦績。(カフェファラオ号単体で見ると3-0-0-0と無敗)

追い切りの内容と言えば一週前の追い切りが相当良く上昇という面でも評価。

映像から確認するといつも通り抑えて抑えての頭の位置高い走法、以前との違いは少し気持ち力強さが無いか。しかしそこまで気になる点ではないと思うし終いの伸びは目立つものがあり。

上昇◎、体勢○

 

4枠7番タイムフライヤー

この間隔の中乗り込みと調整は十二分にしていると見て。

タイムが注目されがち、やはり当日一番時計で自己ベストと来たらそりゃあ注目もされる。

ただ個人的にはやはりタイムだけでは語れずタイム出る馬場整えた後の時間帯と武史騎手騎乗でブーストかかった感は否めない。

しかし気性良くなったのか手前替えが相当スムーズで変えるのに苦労した中追い切りの中ではワンアクションで変えられたとの事。

武史騎手との相性良いのか状態の良さは叩いて乗り込んで良くなったのかは言い切れないけどG1らしくこの馬も良く。

上昇◎。体勢○

 

4枠8番サンライズノヴァ

ノヴァ。使い詰めるよりリフレッシュ後の方が力が出せる馬で例に漏れず良い間隔。

しっかり攻めて追い切った方がこの馬は良くなりその追い切り自体はクリア。

タイム面でもまとまりのあるものが出ており体勢良く。

年齢的な衰えは無いと思うけど上昇という点ではやはり「?」

上昇?、体勢◎という感じ。

 

5枠9番サンライズホープ

ホープ。いつもの通りの過程。

使いつつ良くなっており前走もレースと追い切りを繰り返して馬体絞ったもの。

今回も馬体には注目すべきと思う。良い意味で並行線。

 

5枠10番スワーヴアラミス

いつもの通りのコース→坂路調教。

使っても悪くなったなと思う点は無く好調維持。

 

6枠11番ソダシ

ソダシは結構調教短評では上位に上がる回数が多い馬。

ただ毎回調教映像見るたびに思うのは

「芝が良いのでは無いのか」

血統はまた置いといて走りは軽いものがありパワータイプでは無いんじゃないかなと。

そういう意味で今回の雨は追い切りの走りからは天の恵み。逆に降りすぎたらNG。

2/3のCWで意味のわからないタイムが出てるけどそれは終いに重きを置きすぎていると思っていて評価しづらく。

それよりも1/20の同コース追いの方が纏まりがあり全体時計で調子の良さが窺えるので評価。

映像ではどことなく遊びながら走ってるイメージ。手前の問題かな。ただそれでもタイムも出すものは出せているし好調とは思う。

上昇?、体勢○

 

6枠12番ミューチャリー

南関代表。

個人的には応援したい馬。

直近では6/30に○評価4着。11/3のG1では◎評価1着。12/29のG1では○評価4着とそこそこ見えている馬なので今回もしっかり比較。

63.4-48.9-36.4と真ん中の時計はやはり評価で追い出し待ってムチを一発二発と入れると反応良くグイッと伸びた好調教。終いは抑えたもので気にする点は無く追い切りという意味では上位。

上昇○、体勢○

 

7枠13番ソリストサンダー

実は執筆依頼が来ていて3走前の盛岡では短評を書いており下記評価。

「◎ソリストサンダー
走りの中でもわかるぐらい馬体良く緩慢さは見られず。
前走は併走あったとはいえ首と脚のリズムが時にバラける時が。今回は首の高さはいつも通りとはいえリズム良く見えタイムもまとめられているもの。叩かれた効果はありと見て。」

実際3着に来ており大外枠考えても良い競馬、調教が反映された形。

そのあと1着を取り休み明けの前走も○として評価しており追い切りは動くタイプと認識。

今回も自分のリズム保って良い走り。力は出せると思う。

上昇○ 体勢◎

 

7枠14番ケイティブレイブ

はっきり言って比較がし辛い。できない。

調教とはタイムでの単純評価では無くどれだけの過去比較であると思うためとても難しい。

調教派はこの馬が来たら運がなかったと思う方も多いと思う。そんな馬。

 

8枠15番テイエムサウスダン

いつもの通りの岩田康誠騎手つきっきりの追い切り。

ただ、これは良い。良いものだ。

筋骨隆々で首の使い方もリズムも良い。

タイムもわかりやすく纏まりがありラップも良し。

内にモタれていたものはほぼ感じなくなり使い詰めでパフォーマンスを下げていた頃より明らかに体質が強くなっていると思う。

距離適正な部分などはスタミナ面の強化などの追い切り面で言うことはありますが基本的には追い切りの評価という記事なので今回は言及しません。

完成度、充実度で言うならこの馬はこのメンツの中で3本指に入るもの。

 

8枠16番エアスピネル

こちらも山元トレセンでしっかり調整した上での追い切り。笹田厩舎の山元トレセン使用はまだ傾向掴めてないので勉強中ですが相性は良いです。

乗り込み量豊富で過程としては武蔵野S時と似ているもの。

ただ個人的にもう少し動けてくるのかなーと予測していたので若干評価は薄め。

映像でも体躯良いものの弾ける感じは無くこれでこられるならポテンシャルと乗り方が相当なんだなと感じる。

パドックで状態上げてるなら紐に入れようかなって馬。

 

フェブラリーステークス 総評】

まず一頭一頭読んでね。

読まないと明日転んで膝から血を流すことになります。それ以上の危害はありません。

あといいねとかRTとかお願いしますね。

 

◎評価(上が良い方)

6番カフェファラオ号 

15番テイエムサウスダン号

 

○評価

5番レッドルゼル号

13番ソリストサンダー号

8番サンライズノヴァ号

 

▲評価

3番インティ号

7番タイムフライヤー号